※本記事にはプロモーションが含まれます。
「こうしたいのに、なんか違う」とずっと思っていました
でも、ハウスメーカー (HM) の担当者を前にすると、うまく言えない自分がいます。向こうは家づくりのプロで、私は素人。「そういうものなんだ」と飲み込んでしまう空気がどこかにあります
私たちは夫婦で一緒にHMと話しましたが、夫が建築士だったことで、担当者と対等な場所に最初から立てていました。それがなければ、「こうしたい」を飲み込んだまま進んでいたと思います
建築士の夫がいなければ、私もきっと失敗していた
スーモカウンターに相談して、最初に直面したこと
家を建てようと決めたとき、最初にスーモカウンターに相談しました。「断熱性能が高くて、設計の自由度が高いHMを探してほしい」という条件を伝えています
でも結果として、希望を叶えてくれる会社はスーモからは見つかりませんでした。工務店も含めて4〜6社を検討しましたが、断熱性能を具体的な数値で「約束できる」という会社がなかったんです
夫が「断熱性能はUA値やC値で比較できる。それを数字で出してもらえるか確認すればいい」と教えてくれなければ、「どこも似たようなもの」で終わっていたかもしれません
ハウスメーカー選びで起きる、情報の非対称性
HMの担当者はプロ、施主は素人。この非対称な関係の中で話を進めていると、「担当者の言葉が正しい」という前提が自然にできあがってしまいます
「これが標準仕様です」と言われると、それが唯一の選択肢に見えます。でも実際には、別のHMなら同じコストで全く違う仕様にできることも多いんです
この差を埋めてくれたのが、建築士の夫でした。担当者と対等に話せる人間がそこにいるだけで、提案の質が変わります。私も安心して「こうしたい」と言えるようになりました
夫と一緒にハウスメーカーを回って、わかったこと3つ
断熱・気密性能を「数値で約束できる」会社は少ない
複数のHMを回って、夫が最初に確認したのが断熱性能でした。UA値(外皮平均熱貫流率)やC値(隙間相当面積)など、住宅の性能を表す数値があります
「これを数値でコミットできますか?」と聞いたとき、「だいたいこのくらい」と返してくるHMと、「UA値〇〇、C値〇〇です」と明確に答えてくれるHMがありました
スーモで相談した経験からも、地元のHMや工務店では断熱性能を数値で約束できないケースが多かったです。断熱に力を入れている大手の方が、この点は明確な回答が返ってきます
私たちが最終的に選んだメーカーさんは、A値0.31、C値0.6というスペックを実現してくれた会社です。この数値をきちんと確認できたことが、選んだ大きな理由の一つでした(2年半使ってみた正直な評価は、別の記事で書いています)

「設計の自由度が高い」の本当の意味
「うちは設計の自由度が高いです」というHMはたくさんあります。でも夫いわく、「自由度の定義がHMによって全然違う」とのこと
自社が用意した選択肢の中から選べることを「注文住宅」と呼ぶ会社もある。一方で、やったことのない仕様についても、メーカーと一緒に考えてくれる会社もある。その差は、担当者と話してみるまで見えてきません
「どちらが良い悪いではなく、自分が実現したいこととHMの自由度が合っているかを確認することが大事」と夫は言っていました。この視点がなければ、私は「どこも同じようなもの」と感じたままだったかもしれません
住友林業さん、一条工務店さん、セキスイさん、後悔しないようにぜひ皆さんの目と耳で確かめてみてほしいです
IKEAキッチンを検討して気づいた、調べることの大切さ
家づくりを調べていた時期、IKEAのキッチンを採用する案も考えていました。海外のシンプルなデザインが好きで、選択肢として真剣に調べていたんです
夫に相談したところ、新築への採用には2つの問題があることがわかりました
ひとつは、部材の入手タイミングの問題です。設計から施工まで数か月ある中で、必要な天板や引き出しの在庫が読めないリスクがあります。デザインにこだわりが強い人ほど、在庫切れでイメージ通りにならないリスクは高くなります
もうひとつは施工精度。基本はDIY前提の製品なので、引き出しのラインが揃わないことも珍しくないそうです。リノベーションなら現状のキッチンを使いながら進められますが、新築では「運任せ」になりかねない
自分では「良さそう」と思っていた選択肢でも、専門家の目で見ると全く違う景色になることがある。そのことに気づかせてもらった出来事でした
建築士のいない方へ、HM依頼前にできること
「セカンドオピニオン」サービスが実はあります
「建築士の家族がいない場合、どうすれば?」という話になりますが、日本でも家づくりの「セカンドオピニオン」を提供するサービスがいくつか存在します
オンラインで建築士に相談できるサービス(30分数千円〜)、設計事務所が提供する間取り診断サービス、ZOOMやLINEビデオ通話で対応する一級建築士事務所など。「間取り診断 セカンドオピニオン」で検索すると、複数の選択肢が見つかります

HMに依頼する前に、一度第三者の目を通してもらうだけで、「言えない」が「言える」に変わるかもしれません。「こうしたいのに、なんか違う」という感覚は、専門家に言語化してもらうことで初めて整理されることがあります
資料請求でハウスメーカーの実力を事前に比べる方法
もう一つの方法は、複数のHMに資料請求して比べることです。担当者の説明だけでは見えてこない断熱性能・施工実績・設計自由度の差が、資料を見比べると見えてきます
一括で資料請求できるサービスを使うと、効率よく比較できます
まとめ
HM選びは、知識がなければないほど相手の言葉に従うしかない世界だと感じています
夫が建築士だったことで、私は「こうしたいのに、なんか違う」を言える環境で家づくりを進められました。でも同じことは、セカンドオピニオンという形で、誰でも取り入れられる時代になっています
「なんか違う」を遠慮して飲み込む前に、一度別の視点を取り入れてみてほしいと思います


コメント