北欧家具と韓国出身の私の暮らし。momo to ieをはじめた理由

韓国、シンガポール、そして日本。チワワのモモと私は、いくつかの家を渡り歩いて今ここにいます。

正直、何か特別なことをしてきたわけではないのですが、住む場所が変わるたびに「自分が好きな暮らし」が少しずつ見えてきた気がして、せっかくなので書き留めておこうと思いこのブログを始めました。

目次

モモと住んだ家のこと

韓国のアパートで暮らしていたころ

日本に来る前、韓国・ソウルで2軒のアパート(日本でいうマンション)に住んでいました。韓国の集合住宅はオンドル床暖房に三重ガラスの窓、断熱材も厚めで、暖かく過ごせる設備は整っています。ただオンドルはガス代がそれなりにかかるので、どこまで使うかは家庭によってさまざまです。また、日本のベランダにあたる空間が屋内に取り込まれた設計が多く、なんとなく閉塞感があるなとは感じていました。

ペットのことでいえば、韓国は日本よりも連れて行ける場所が多いです。タクシーや地下鉄も、周りに気を遣いながらではあっても、ペット連れで乗れることが多いですし、カフェや雑貨屋さんなどにも連れて入りやすい雰囲気でした。当時まだ小さかったモモをトートバッグに入れて街を歩くと、お店のスタッフが「犬?どこにいるの?」という顔をして——バッグを指さすと顔が崩れて「かわいー!」というのが定番の反応でした。日本は日本で好きなのですが、ペットを気軽に連れて歩ける雰囲気は韓国のほうがゆるやかだったように思います。

シンガポールで気づいたこと

夫の仕事でシンガポールへ引越しました。

年中暑いので、冬のソウルではできなかった毎日の散歩ができるようになりました。ただ日中はさすがに暑すぎるので、朝6時ごろに出かけることが多く、マリナベイ沿いを歩くのが定番のコースになっていました。3年間、毎朝同じルートを歩いていたので、それなりに愛着があったコースです。コンドのスタッフや街中の方から毎日「So cute!!」と声をかけてもらい、モモはずいぶん可愛がってもらっていました。

シンガポールで気づいたのは、モモが日光浴をとても好きだということです。コンドミニアムの白いタイルの床で、太陽の向きが変わるたびに場所を移動しながら、うとうとしているモモを見て「こんなに好きだったんだ」と驚きました。

日本で家を建てるときに2階をリビングにして窓を大きくとったのは、モモがどこにいても日当たりを感じられる場所にしたかったことが理由のひとつです。

北欧インテリアが好きだとわかったこと

Pinterestで自分の「好き」が見えてきた

「北欧インテリアが好き」とはっきり言えるようになったのは、日本に来てからのことです。

住まいを本格的に考えるタイミングでPinterestを使い始めて、保存するうちに自分のパターンが見えてきました。装飾が少なくて余白がある。素材感で語る家具。光の使い方。それが自分の好きなものの共通点でした。

夫とたまたま好みが近かった

夫ももともとシンプルなデザインを好む人で、私がPinterestで集めてきたイメージと方向性が近く、家づくりの方針はわりとスムーズに決まっていきました。

「気に入ったものを選んだほうが長く使えるし、北欧家具のようにリセールバリューもある」という感覚が二人の共通点で、北欧家具を選ぶときもその考えが根っこにありました。

アクタスでeilersen(アイラーセン)のソファを見たとき、モモが自分でよじ登れるくらい座面が低くて、シンプルなデザインだったので、これかな、と思いました。夫も同じ意見でした。

このブログを書いている理由

記録として残しておきたかった

入居から2年が経ちました。住んでみてはじめてわかることが、思っていたよりたくさんありました。

「なぜあのとき、そう決めたんだっけ」「あの選択は結果どうだったか」——そういうことを、モモと過ごしながら手元に残しておきたいと思ったのが、ブログを始めたきっかけです。

モモと、好きな家で

好きな家に住んで、好きな家具に囲まれて、モモとの毎日を書き留めていく。それがこのブログです。

設計前にこういうブログがあったら少し参考にできたかも、とは思いますが、「役に立てたら」というより、この家とモモとの時間をただ記録しておきたいという個人的な動機がほとんどです。同じように家のことを考えている方の目に留まったとしたら、嬉しいです。

韓国、シンガポール、日本と住む場所が変わるなかで、少しずつ自分たちの「好きな暮らし」が形になってきました。夫と一緒に作ったこの家と、モモとの毎日を、これからも書き留めていきます。

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